カサイ工房

お手持ちの素材をIllustratorによるトレース、またPhotoshopによる画像修正を行い、データ化いたします。また、お客様のご要望、ご予算などに応じた作業もいたしますので、お気軽にご相談ください。

ラスターイメージとベクターイメージ

ラスターイメージとは、画像を色のついたドットと呼ばれる点の羅列・集合として画像を再現する方式のことで、細かい表現や写真のように微妙な色の変化を表現したい場合などに用いられます。ただ拡大・縮小等の編集を行うと画質の劣化が生じるため、輪郭にギザギザが発生したり、配色が失われることで画像が雑に見えてしまいます。そのためサイズ変更や変形などの処理には適していません。

ベクターイメージとは、点の座標とそれを結ぶ線などの数値データをもとにして演算によって画像を再現する方式のことで、ラスタイメージと比べ、拡大、縮小、その他の変形を施しても図形イメージが基本的に劣化しないという特性を持っています。そのため、イラストや図面など、線や面の輪郭がはっきりした人工的な画像を作成する場合や、変形処理が自由自在なので拡大して使用する必要がある絵や文字等を表す場合などに用いられます。ただし、表示のたびに計算を行うため演算処理に負担がかかり、複雑な図形の場合は表示に時間がかかる場合もあります。またラスターイメージのように写真のような画像を表現することには適していません。

トレースとは、お手持ちのラスターイメージをベクターイメージに書き直す作業を行うことで、拡大・縮小しても画質が劣化しないため、ホームページ掲載用や印刷用など、様々な用途にご利用いただけます。また編集ソフトを用いることで、作成後でも編集が可能です。

コメントは受け付けていません。